代々木公園の総おどりイベントとA.Nのギャップ!


朝、WOWOWが前日のリーガでクラシコを放送しなかったので、一日いやな日だった。しかも、それをみすかすように、突然、郵便局から書留が前日の昼に届いた。誰かの恣意的な企みに毎回うんざりしているが、今回の不快指数は頂点に達していた。

それでも、本日はWOWOWでライブで、マニー・パックマン・パッキャオVSリッキー・ヒットマン・ハットンとのIBOタイトルマッチがあるというので、WOWOWにチューナーを合わせた。試合が長引けば、でかける予定があったので、ビデオもセットした。WOWOWがリーガのクラシコを放送しなかったのは、汚点だ。みにくい。よく局の都合で番組を変える傾向が顕著なのは、最近の地デジでも同じ傾向だ。要するに、テレビ局はあきらかに、退化している。

楽して視聴率挙げようと露骨だ。

しかし、今日のボクシングは掛値なしの値打ちがあった。予測できない結末。強打の醍醐味。小が大を食う面白さ。

フライ級から出発したパッキャオは4階級制覇。日本の偉大な原田会長でも、3階級目前で挫折したというのに、フライ・スーパーバンタム・スーパーフェザーに加えて、ライト級の4階級。あのガッツ石松氏の身体の大きさを考えたら、パッキャオがいかに、ウエートを挙げてきたかがわかる。しかも、今回はスーパーウエート契約だった。

アンダーカードの結果は省略するとして、パッキャオがスピードで序盤から圧倒、1ラウンドの半ばに右フックをジョーに決めダウンを奪い、ハットンは防戦一方、1ラウンドに2度のダウンを奪い、試合の趨勢は決まった。

2Rになっても回復しないハットンはふた周りは大きい身体をいたずらに、パッキャオにさらした。

ハットンも45勝32KOのプライドがあったが、2分過ぎ、パッキャオの最も脅威のパンチ、左フックがハットンの左あごを打ち抜いた。ハットンは朽木倒しで後ろに倒れ後頭部をマットに打ちつけるダウン。もう、カウントの必要はなかった。パッキャオのキャリアで最高の勝ち方で、この偉大なフィリピンボクサーは、ボクシング界の中心に踊り出した。

ボクシングの醍醐味ここに極れり。「打たれないで打つ!」この作戦が序盤に当たり、まず右フックでダウンを奪い、右を警戒した相手の出鼻に今度は相手右のガードが下がったところに、宝刀の左フックを打つ。

しかしパッキャオは作戦通り戦った結果とはいえ、試合後のインタビューは謙虚だった。「相手のパンチは強かった」とたたえることを忘れなかった。「いい右パンチが当たってよかった」と勝因を冷静に語った。

30歳。アジアのアイアンマンが誕生した瞬間だった。もっとも、オスカー・ゴールデンボーイ・デラ・ホーヤにも完勝して、引退に追い込んでおり、ボクシングの中量級戦線は、彼が地球の中心に位置して動くことになった。

それにしてもだ。元、フライ級だ。50キロぐらいのクラスの選手が62キロの体重で戦うことが、どれほど困難なことか、ボクシングを長く見ているファンならよく知っているはずだ。

いや、伝説はパッキャオ自身が作った。

ところで、結局A,Nのライブに4度目の参戦したわけだが、代々木公園のイベントに興味があったので、代々木公園で下車した。そこでは、総おどりという祭りのイベントがあった。よさこいの発展系の踊りで、私はアマテラというのを3時から観た。感想は群像の迫力が、天の岩戸を前にアメノウズメノミコトを中心に踊る民衆のエネルギーで、世の中に訴えようという、ことのようだが、まあ、見るより参加する方が楽しいのが踊りだろう。独特の発声があるらしく、この一角だけは確かに平和に見えた。

で、代々木体育館だ。この会場の大きさと人の多さと「愛と恋」と「ガールトーク」しか歌わない歌手の盛り上がりのギャップに、乗りながらも、O.YやI.K(急逝)のIMAGINEに、私は自分の行動の不可解に躊躇しながらも、気分良く会場を後にした。

ところがだ。いつもよるアパートの近所のドラッグストアで、アイス5個(私はアイス中毒だ。見ると買ってしまう。)と割引のない餃子100円と奇跡的に安いウーロン割チューハイを買った。

そのときに事件が起こった。私はレジの左に並ぶのが好きだ。しかも、今日は早く帰りたい理由もない。後、7分も歩けばアパートだ。
前の客が異常にたくさんの買い物をした。このドラッグストアでは、恣意的に私の買い物レジに並ぶタイミングに合わせていろいろな工作員が仕掛けてきた。しかし、今日は気分良く並んでいるのだ。待つのも平気だったのに、
突然、「別のレジ係りを呼び、会計をしようとした」

私はその店員が嫌いなのだ。
その工作員がいつもオレの感情を無視した行為するストーカー的行為に我慢がならなかったので、ついにキレタ。



「いいよ、ここで! 急ぐ理由はない」

私は大人げないと思ったが日ごろのうっぷんが溜まっていたので、怒鳴った。

 女性店員はいいんだ。何も特別なこという必要はない。彼女が何を感じるかは自由だ。おじんの私が何も改めていうことはない。そこにいれば、それで私がどうするかの問題だけだ。

 前の買い物女性もグルの工作員であることは先刻承知だ。だから、今日は機嫌よく並んでいたのに。レジを二つにする気があれば、列ができる前にすればいいのだ。まったく、醜い。

こんな店はつぶれてもいいと思う。安かろう、悪かろう。工作員満載で、自分たちの都合しか考えない集合体だ。つまらん、店だ。気分良く買い物させた方がいいのに。

おかげで、楽しい一日が夕餉から八時にかけて吹っ飛んだ。悔しい。

ま、早く忘れたい。と

日記を書いていたら、日が4日になってしまった。