三年半前の記憶。テレビのサブミニラルにご用心!


テレビは読売CIAの正力松太郎アメリカの3S政策(シネマ・セックス・スポーツ)漬けにして国民を洗脳し、重要な政治的情報を操作することに始まった。また、その跡を継ぐやはりCIAの工作員ナベツネテレビ朝日の個人株主として、発言力を行使している事実も国民は知っておくべきだ。読売CIAが原子力安全キャンペーンによって、日本の原子力発電政策の安全神話を作ったのも、また、いまや常識としてネット情報では語られている事実だが、テレビ局がその実態を流す時間は原子力発電安全神話以上に少ないこともいまや、常識だ。
 NHKアーカイブなどでたまに流すことはあるが、「みなさまのNHK」が偏向、情報操作をしている事実はニュース7、ニュース9や週末のスポーツニュースやBSなどでアメリカのゴルフにアメフトにアイスホッケーや野球やNLBを流す異常な多さを見れば明らかだ。また、ここ十年ほどの傾向をウオッチしてきた、私の感覚では、フジテレビとの連動が相撲を始めとして、ひどく目につく。NHK会長が誰になろうと、本質的には解体再編されないと、豊富な資金で高い視聴料を強引に取り、「情報操作」を繰り返すことは、とくに政治的情報については、植草一秀氏が常に警告・告発してきた通りだ。http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-85c1.html

総選挙公示を前に小党乱立の中、

ようやくその趨勢を決める勢力に「日本未来の党」が嘉田滋賀県知事のもとに結集し、党首討論も一応時間制限をかけてやるようになってきた。それでもニュースの断片は圧倒的に三党談合政治家の露出が多い。この状態でようやくニコ動などの先行企画に後押しされ危機感を募らせる、記者クラブや各テレビ局の番組が追随しだした。ネット情報派は一部ネット・ウヨクと呼ばれる連中を除けば、その結果願望を楽観視する傾向にあり、かたやマスゴミといわれる勢力は、洗脳に懸命で日曜日のゴールデンタイムの地デジなどはその、最たるものだった。WOWOWなどはわざわざ3D画像でEURO2012の決勝戦を午後から流し3Dを持たない連中には耐え難い押し付け画面を提供して、夜は洗脳録画LIVEの垂れ流しだ。ま、デ・ニーロの映画が面白かったのでそちらに移行して、観たが、ま、テレビは洗脳道具ということを注意しないと行けないことは確かだ。


テレビCMの傾向から、サブミリラルを見破る! ちょっとだけ。
いや、テレビ放送各局の視聴率低迷、広告収入の減少は、TBSの不動産屋化を始めとして、異常な雰囲気だ。とにかく、スポットの変わりに番宣つまり、番組の宣伝が目立つ、続いて目立つのが、パチンコ、サラ金。最近のパチンコでは、石川さゆりがロケットから飛び出すという、シュールなギャク? まであり、もう何でもありだ。
笑えない事実。パチンコつまり、ギャンブル奨励こそ、CMの花ということになるなんて、もう、電通もテレビ局も待ったなし、の感じだ。


スペイン代表フェルナンド・トーレスイメージ写真。UEFA EURO 2008 優勝から借用

たとえば、昨日のフジでは、平成教育委員会を途中から見ていたのだが、もう、涙ぐましい、番組つくり。しかし、オレはこの番組が好きだ。最近、笑いの質がドンドン低下しているなかで、出演者の個性のバランスが良く、特集の意図がよく反映され、裏というか、みなさまのNHKにも配慮した出題(昨日)などは好感が持てる。出題の中に英雄史観の歴史問題がよくでるのは、気にいらないこともあるが、多くのクイズ番組の中で一番好きな番組である。


しかも、この番組ほど巧みにサブミリラルを挿入している番組もない。つまり、常に自局の系列番組との連携を考え、SMAPのレギュラー番組やドラマ『婚カツ』の宣伝に努める。この傾向は何にもフジの独占ではなく、テレ朝も必死にやっている。6月20日の美空ひばり特集では、この手法で何度もサブミリラルを入れ、自社ドラマの番宣も入れた。このサブミリラルは自社アナになぜか、湯浅真由美などという名前のナレーターを入れ、ある傾向と対策にシフトしたように見えたが、知らない人は湯浅真由美が何者の女子アナかが興味行くに違いない。オレなどはこのナレーターのために、CMのたびに何
度もまき戻しされる時間の無駄が主流となった現代のテレビ局の編集手法にうんざりしながらも、美空ひばりの特別なファンではないけれども、見せる仕掛けに我慢してつきあった2時間、ひばりの天才ぶりが伝わり、ひばりの才能の引き出しの多さに感服した。しかし、竹中労がかかわった時代の評論がすっぽり抜け落ちた編集にも、テレビ局の事情を読み取りながらも、不満だったのも事実だ。


つまり、ひばりの子どもが誰の子でどういう事情で養子にし、自分の息子にしたかなどは、美空ひばりファンには自明かもしれないが、若い人にはほとんどわからない。そこを省略したのは、ひばりの母親像強調することで、業界の力関係のバランスに配慮したことは確かで、秘蔵、お宝映像の発掘には魅力はあったが、この手の番組の限界でもあった。


かなり抽象的に評しているのは、そうした方がいいという視聴者のオレの配慮でもある。美空家の負の遺産はまさに、美空家の常識は世間の非常識だったことと関係したはずだが、竹中労存命としたら、テレ朝は、あんな二流ライターは(私にとっては、一流作家)無視したのだろうか。しかし、彼ほど(トップ屋当時)美空ひばりを的確に評価した芸能ライターはいない。誰にに向けて書いているのかという、問いが残るがこの覚書は、テレビ局のサブミリラル放送の限界についてあばくことと、〇〇〇を中心とした、芸能人の政治的役割を担う番組つくり批判の緒としたい意図があることを、付け加えておく。本日も、風呂あがりにくつろぎを始めたときを狙うように、工作員が来た。もちろん、追い返した。会うことの苦痛とスパイ的行為、自分のプライベートは隠したいけれども知ってほしい、という微妙な工作員で、オレとは相容れない。

ところで、F1ではレッドブルが1、2フィニッシュ。イギリスGから次のドイツでさらなる波乱が起きるのか否や。サッカーワールドカップ南アフリカ大会の前哨戦、コンフェデ杯では、ブラジルがイタリア(ドイツワールドカップ優勝)に快勝。ビデオセットしていたので、早朝に見たが(あえてアナログで)ブラジルの個人技と質の高いチームプレーがイタリアを圧倒、ドゥンガ監督も後半は少し攻めはゆるんだので気合を入れる場面が多かったが、前半で3点という内容には、にわかサッカーファンとしても文句のつけようがない。右サイドバックマイコンの上がりの早さ、カカのポジショニングパスの正確さ、ロビーニョの速さ、ルイスファビーニョの決定力(2得点)あらゆる技巧が駆使され、あのイタリアの得点を与えないディフェンスを翻弄して見せた。この試合内容だけみれば、勝ちあがって代表15連勝の無敵艦隊スペインとの試合がどういう展開になるのか、ファンとしてはまさに夢のカードの実現だ。それにしても、イタリアがグループリーグ敗退など誰が予測しただろうか。それもこれもエジプトが金星を挙げたからだが、アメリカはそのエジプトに快勝して得失点差でグループ2位で決勝トーナメント進出、確かにサッカーでは「何が起るかわからない!」オレは〇〇〇、Kへの皮肉だ。Nにサッカー教わってるらしいけれど、野球も大局分からん奴がサッカーなど語る愚を知れ。馬鹿め!! と悪態をついておく。